各班の紹介

 フォーミュラプロジェクトは、パワートレイン班(エンジン班・ドライブトレイン班・電装班)とシャシー班(サスペンション班・内外装班・フレーム班)の計6つの班に分かれて設計・製作を行っています。

 エンジン班

 エンジン班は主に、吸気系・排気系などのパーツを担当します。エンジン本体はヤマハ発動機株式会社様から提供していただいているエンジン(WR450F)を使用しています。

 吸気系の設計では、いかにエンジンのパワーを引き出すかが重要になります。大会レギュレーションによりリストリクターというパーツにより吸入できる空気量が制限されてしまうため、同じエンジンを使っていても、吸気系の設計次第でフォーミュラカーの速さも変わってしまいます。また、吸気系の開発は、流体解析ソフトを用いたシュミレーションも取り入れています。

排気系の設計では、エンジンのパワーを引き出すだけでなく、音をデザインする重要なパーツです。フォーミュラカーの音をデザインしたいという方はぜひエンジン班に!

 右の写真は、エンジンを分解し、異常がないか点検しているときの写真です。エンジン班共通の活動内容として、エンジンの分解、シャシーダイナモでのエンジンテストなどがあります。エンジンテストでは、車両の馬力やトルクを評価します。

エンジンを分解してみたい人、エンジンに興味がある人は、ぜひ一度活動の見学にいらしてください!

ドライブトレイン班

 ドライブトレイン班は、エンジンが生み出す力をタイヤに伝えるためのパーツを担当します。大会コースに合うギア比を選択するなど、車両の速さを決定する重要なパーツです。「ギアチェンジがかっこいい」と思う方はぜひドライブトレイン班に!

電装班

 電装班は、プログラミングや回路基盤の作成を行います。また、車両が走行中、どういう状態かを計測するセンシングも、電装班の重要な役割です。電装班の活躍が、チーム全体の設計に直結しています。

 また、フォーミュラカーは積極的な電子制御も実は行っています。いかにエネルギーの損失を減らして車両を走らせるかも、電装班の大切な仕事です。

 機械やエンジンだけでなく、回路や、プログラミング、電子制御に興味がある人、お待ちしています。

サスペンション班

 サスペンションとは、アーム、ショック、スプリングなどで構成される車体支持装置全体を指し、乗り心地や操縦安定性を左右します。

 フォーミュラカーのサスペンションは魅力の塊です!学生フォーミュラの花形でもあります。車両の運動性能・挙動を大きく左右するため、大会中もっとも注目されるのがサスペンションです。

 どんなにパワーがあっても、速く、スムーズにコーナーを曲がることができるかはサスペンション班次第です。

 また、ハブやアップライトといった大きな部品をアルミの塊から削りだすのも、サスペンション班の仕事です。金属加工もサスペンション班の魅力です!
 

 右の写真は、フライス盤という工作機械でアップライトというパーツを削りだしている様子です。このように、自分で設計したパーツを自分で作れる体験は、なかなかできません!

 ものづくりがしたい、金属加工がしたい、工作機械を使いたい!という人は、サスペンション班を検討してみてください。

内外装班

 内外装班は、内装のシート・ステアリングから、外装のカウル、空力パーツのウイングなどのFRPパーツを主に設計・製作します。特に外装は、車両のデザインに大きく影響します。「かっこいいフォーミュラカーをデザインしたい!」という人、大歓迎です!

 また近年、学生フォーミュラでは積極的に大型ウイングが採用されています。ウイングによりダウンフォースを生み出し、旋回能力の向上を狙います。

 空力開発は、流体解析ソフトによるシュミレーションや実測を用いて行います。流体解析によるシュミレーションも内外装班の魅力です。

フレーム班

 フレームは車両の骨格です。名古屋工業大学フォーミュラプロジェクトでは、鉄パイプを組み合わせて溶接でつなぎ合わせて車両の骨格を作ります。

 フレームの剛性は車両の性能に大きく影響します。この剛性は溶接の仕方でも変わることがあり、フレームはとてもおくが深いです。

 また、溶接作業がたくさんできるのも、フレーム班の魅力の一つです。

 

ドライバー

 ドライバーも、学生が務めます。「ドライバーは一番大きな車両パーツ」という評論家もいるほど、ドライバーの腕は大会成績に大きく影響します。

 名古屋工業大学のドライバーのほとんどは、カートなどのレース経験のない初心者です。しかし、トップレベルの速さドライバーばかりです。ドライバー練習を重要視し、走行テストのメニューを組んでいるため、初心者でも大丈夫です。

 マニュアル普通免許さえあれば出場できます。大会でドライバーとして参戦したい人、フォーミュラカーに一度乗ってみたい人、お待ちしています。