プロジェクト紹介
名古屋工業大学フォーミュラプロジェクトは、名古屋工業大学ものづくりテクノセンター付属の学業プロジェクトです。
私達は年に一度開催される「学生フォーミュラ日本大会」に参戦するため、参戦車両の設計・製作・走行に加えてマネジメントや渉外活動なども全て学生が中心となって活動しています。
大学やものづくりテクノセンターからの後援に加え、多くのスポンサー様に支えていただき、2003年に開催された第1回大会から学生フォーミュラ大会への参戦を続けています。
また、2023年に開催された第21回大会よりEVクラスで参戦しています。
私達は「社会で活躍できるエンジニアとなる」ことを目的に、日々精力的に活動しています。
社会で活躍できるエンジニアとなるために学生フォーミュラの各競技で求められる要素に基づき、私達が考えたエンジニアとして必要な5つの工学的技能とチームで働く力を会得することを目指します。
① 製品を企画する能力
→市場や業界の動向から決定したユーザーを高い次元で満たせる製品を企画できること。
② 必要諸元を設定できる能力
→必要とされる要素から性能目標を設定し、現状に基づく最適な開発プロセスに従って設計を行えること。
③ 図面・工程表を通して製品について説明できる能力
→正確で明快な図面と車両の製作に伴う工程を網羅した工程表で、製品について高い理解を証明できること。
④ 製品を正しく評価できる能力
→完成した製品と性能目標の差を的確に捉え、その差が何から生まれ何で補充できるのかを考察できること。
⑤ 予定管理ができる能力
→現状に基づき、妥当な期日を細かく設定でき、それに対して状況・力量に基づき判断・修正できること。
⑥ チームで働く力
→身に付けた工学的技能をチームで発揮することができるコミュニケーション能力。
プロジェクトに所属するメンバーの多くは大学・大学院を出た後はエンジニアとして社会で生きていくことになります。名古屋工業大学フォーミュラプロジェクトは「エンジニアとしての能力を身に着ける場」として、学生フォーミュラの活動を通して現れる困難・課題・挑戦に立ち向かう環境をメンバーに提供することで、メンバーが持つこれらすべての能力を日々磨いています。